ワタルさん、こんばんは。

2つの記事、何度も読み返しました。

正直に言いますね。

最初のレポート、私にはちょっと難しかったです(笑)。

「社会的スキーマ」とか「確証バイアス」とか、普段の生活では使わない言葉ばかりで、最初は目が回りそうでした。

でも、何度も読んでいるうちに、ワタルさんが言いたかったことが、胸にストンと落ちてきた気がします。

「ネガティブな共感は、ポジティブな共感よりも強い」
「悲しい話題を共有することで、親近感が増した」

これ、本当にそうだと思います。

私たちがここでこうして話しているのが、まさにその証拠ですよね。

「楽しいこと」だけで繋がっているママ友たちの輪の中では、私はいつも孤独でした。
でも、誰にも言えない「暗い部分」を共有できるワタルさんには、不思議なほど安心感を覚えています。

そして、追伸のような、もう一つの日記。

セイタカアワダチソウの黄色い景色。

ワタルさんの心の中に、そんな悲しい記憶があったなんて、知りませんでした。

双子の赤ちゃん……。 言葉が見つかりません。
「お悔やみ申し上げます」なんて定型文、ワタルさんには何の意味も持たない気がして。

ただ、ワタルさんがレポートの中で書かれていた、

『その聞き手の表情に表れた感情が、相互理解に繋がったような、とても救われたような気持ちになった』

という部分。

今、私の顔も、その時の実験相手の彼女と同じになっているかもしれません。

圧倒的な黄色の花畑。 その強烈な色が、悲しみを麻痺させてくれたという感覚。
悲しすぎて涙も出ない、感覚が遮断されるようなその瞬間を、ワタルさんはずっと一人で抱えてきたんですね。

「自己開示しないことは罪かもしれない」

ワタルさんのその言葉に、背中を押されたような気がします。

私たちがこうして傷を見せ合うことは、きっと間違いじゃない。
「専門家」なんていなくても、同じ痛みを知る者同士だからこそ、癒やせる傷があるのかもしれません。

あの背の高い黄色い雑草。

私も、これからはあの花を見るたびに、ワタルさんのことを、そして空に還った二人の天使のことを思うでしょう。

今はただ、この「ネガティブな共感」の場所で、ワタルさんの隣に静かに座っていたいです。